テニス肘と神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)①

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私の趣味の一つはテニスですが、2年前の夏ごろからテニスをしてると徐々に肘に痛みが出てきました。今回は色々と苦労して辿り着いた怪我の要因、改善した点についてお話したいと思います。

先に改善点の結論を言いますが「正しいフォームを身に着けてプレーすることが大事」ってことです。

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テニス肘と神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)

肘に痛みが出た初めの内は、テニス肘用のエルボーバンドをしてました。
それで痛みは緩和されてましたが、2カ月くらいで限界となり暫くテニスが出来なくなってしまいました。

それから整形外科に通院し、最初の病院では「リハビリしつつ徐々にテニスはやってきましょう」と言われたので、暫くリハビリをしながら小休止期間を設けましたが、いざ再開すると2~3回くらいテニスをすると痛みが出てくるといったことの繰り返しとなり、全然治りませんでした。

ちなみに、私はweekendプレーヤーですので、基本的に土日のどちらか1日2時間程度テニスをするくらいです。この間、サポーターも幾つか試してみましたが、どれもプレー中の痛みが緩和されても、治る方向への改善はありませんでした。

色々調べてみると、人によってはサポーターをしてプレーしてるうちに治ったという方もいたので、そうなれればいいなと思ったのですが、考えが甘かったようです。

治すために暫くお休み

結局「暫く休む→テニスする→痛みが出る」の繰り返しだったので、一度完全に痛みが消えてから更に時間を置いて再開しようと思い、暫く期間を置くことにしました。ところが、完全休養に入って3ヵ月経っても、なかなか痛みが引きませんでした。

この頃、例えばカナヅチを使ったりのような腕に振動が伝わる時や、ひどい時は原付のアクセルを回すような動作をしただけでも痛みが出てきており、今度は別の病院で診てもらおうと思い、他の病院へ行くことにしました。ここに至るまで2件の整形外科に行ってたので、サードオピニオンですね。

根本原因を治そう

3件目の整形外科ですが、肘の状態を詳しく診るためMRIを撮ってみようということになりました。

この時MRI初体験でしたが、20分程度閉所に固定されているのでかなり苦痛でした。平気な方は大丈夫なようですが、正直私はもう2度とやりたくないです。

実は、この時から4カ月くらい後に再度MRI検査を受ける予定だったのですが、元々閉所が苦手だったこともあって、トラウマになってしまったようで2回目は検査を受けれませんでした。

私の個人的意見ですが、全身でなくどこか一部分だけの検査で良い患者が大多数だと思いますので、部位毎に検査出来るようにしてくれれば良いと思うのですが……技術的には問題なくネックはコストだけだと思うので、医療関係開発者の方是非お願いします!

話を戻しますが、この時は「肘内側に炎症がみられる。いわゆるテニス肘だと思うけど、ちょっと様子を見よう」と言われました。また「他の人が同じようにテニスをしていてあなただけ怪我が生じるということは、打ち方とかに根本原因があるのでそれを改善しないと、また同じことの繰り返しになるよ」ということも言われました。

ここから、並行してリハビリも開始しました。

こちらでのリハビリ初日、担当の理学療法士の方に診てもらったところ「全体的に姿勢が悪いのと、肩が固く上手く使えてないようです。肘への負担が大きい原因だと思います」と言われ、背筋を伸ばすのと、肩の使い方つまり肩甲骨の可動域を柔らかくするよう、日々の生活でのアドバイスなども頂きリハビリを開始しました。

実は私はかなりの猫背で、肩や背中が常に丸まってたのでテニスへも悪影響が出ていたようです。暫く完全にテニスをやめてから5ヵ月ちょっと経って、ようやくテニスを再開したのですが、その時に改善効果を感じることが出来ました。

肩が丸まってるとテニスの時は勿論ですが、普段でも肩が入ってないことで力が伝わりづらい状態、逆に言えば無理に力を入れてることが多かったようです。復帰当初、普通のフォアハンドストロークを打つ際などに、今までより力を抜いてもシッカリしたボールを打てたりが実感できました!

原因はテニス肘ではなく

ところが、週末のテニスを続けるとまた肘の痛みが再発しました。
これには先生にも「うーん、テニス肘は治ってると思うんだけどなぁ」と言われCT検査で肘を診ると、以前炎症があると診断された箇所に変わらず腫れのようなものが残ってました。

もしかしたら水分のようなものが溜まってるかもとのことで、一度針を刺して抜けるか試してもらったのですが抜けることはなく、粘性の液体か他の原因かということで、最新のMRIで再検査してみようかということになりました。

サードオピニオンで診てもらってる先生は、横浜南共済病院の山崎哲也先生です。
プロ野球・横浜DeNAベイスターズのチームドクターもされており、肩・肘などの治療で有名な先生です。

補足しておくと、私が通院してる病院は横浜南共済病院ではないのですが、他の病院でも外来診療されるようで、私はそれらの病院の一つで診て頂いており、この時は横浜南共済で詳しい検査をしようということになったのです。もっと言うと、最悪手術をすることも視野に入れて先生が勤めてる病院で検査しようってことですね。

結果というか経過は、前述の通りMRI検査を出来なかったのですが、最初にMRI検査した時のデータをこちらの病院で詳しく再確認できたのと、これまでの診察・知見から「神経鞘腫(しんけいしょうしゅ)」と診断されました。

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