先日(9/25)世界最大のブランディング会社であるインターブランドが、2017年のグローバルブランド価値評価ランキング「Best Global Brands 2017」を公表しましたね。
2017年版企業ブランド価値ランキング
首位の米Apple(アップル)と、2位の米Google(グーグル)は5年連続で順位を維持しました。気になる日本ブランドですが、最上位は「トヨタ自動車」の7位で、前年の5位からは2つランキングを落としましたが、これで14年連続で自動車ブランドのTOPを維持してるのは流石ですね。
インターブランド社およびランキング
インターブランド社は1974年に設立された世界最大のブランディング専門会社です。インターブランドの「Brand Valuation(ブランド価値評価)」はISOにより世界で最初にブランドの金銭的価値測定における世界標準として認められました。
毎年グローバルブランドの価値を評価したランキングを公表しており、最近はニュース・新聞などでも扱われてますよね。また、このランキングはグローバルな事業展開を行うブランドを対象に、そのブランドが持つ価値を金額に換算してランキング化されてます。
2017年版TOP10
トップ10は以下で、Facebookは2012年に初めてランクインしてから5年連続でブランド価値の成長率第1位となり初のTop10入りです。また、Amazonは初のTop5入りを果たしました。
1位:Apple(→)
2位:Google(→)
3位:Microsoft(↑)
4位:Coca-Cola (↓)
5位:Amazon(↑)
6位:SAMSUNG(↑)
7位:TOYOTA(↓)
8位:Facebook(↑)
9位:Mercedes-Benz(→)
10位:IBM(↓)
2017年版日本ブランド
日本ブランドでは以下の6ブランドがランクインしてます。一つ残念なのは昨年と同じ顔ぶれなので、ここに入ってくる企業が増えてくといいですよね。
7位:TOYOTA(↓)
20位:HONDA(↑)
39位:NISSAN(↑)
52位:Canon(↓)
61位:SONY(↓)
75位:Panasonic(↓)
まとめ
成長率の高いブランドや初登場で伸びてきてる企業が見えたり、産業別でみてどのセクターが強いのかなどが見えますので、眺めてみると面白いです。ちなみに、テクノロジーが15ブランド,計6,752億ドル、自動車が16ブランド,計2,668億ドルでランキング全体の50%以上を占めてます。
私は投資などは初心者ですので有効活用は出来てませんが、成長企業・ブランドが見えたり、自分の印象とは少し違って価値換算するとまだまだ伸びてる企業があったりと意外と楽しめます。まだ見てない方はちょっと覗いてみても面白いと思いますよ。
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