てるみくらぶ被害のその後。還付金が返ってくるまでの手続きと弁済金

昨年の「てるみくらぶ」倒産問題で被害にあったことは以前書きましたが、先日めでたいはずの成人の日に起こった「はれのひ問題」も同じような詐欺というか事件ですよね。

共通してるのはどちらも直前まで現金支払いでのお得感をあおって、即時入金させるようにすることだと被害者の私(我々?)は思います。短い期間に全額・高額の入金を求めてくるような広告、業者にはご注意下さい!

てるみくらぶ事件では、被害に合いながらも幸いに旅行は成立した身ではありますが、その後の弁済手続きでいくばくかの旅行代金が返ってきましたので、その報告をしたいと思います。

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てるみくらぶ被害者への弁済

昨年の11月中ごろ、日本旅行業協会から「認証通知書」が送付されてきました。これは、てるみくらぶと取引し被害にあった方のうち、弁済業務保証に申請した被害金額に対し、幾らが認承額として還付されることになったかを通知したものです。

これによると、10,643件の申し出(認証申出額合計:3,420,590,948円)について、審査の結果全額が認証の対象と認められ、今回の弁済限度額1億2,000万円より、申請額に対し3.5%が弁済されることになりました。

私の申請額は20万円ほどでしたので、約7千円が後日指定した銀行口座へ振り込まれました。

仮に被害者全員が申請をした場合、1%程度しか戻ってこないと聞いてましたので、半分程度の方が申請するとして2%程度(約4,000円)返ってくるくらいかなっと予想してました。結果として、申請された方はおよそ3割程度だったようですので、思ったより申請された方が少なかったんだなってのが正直な感想です。

てるみくらぶによる被害は?

ここで当時の被害に関しちょっと振り返りますと、てるみくらぶの被害者は39,091件(96,137名)で、被害額は105億8,472万円(1件あたりの平均は27万8千円くらい)でした。

ちなみに、この39,091件を被害額別にみると、10万円未満は7400件くらいで約21%、10万円以上と20万円以上がどちらも8600件程度でどちらも24%程度の割合で、この2つで48%になりますので被害額の半分程度を占めています。一方、てるみくらぶは格安のイメージでしたが、30万円以上の高額被害者は1万1000件くらいで約31%と、意外と多かったことも確認されています。

てるみくらぶ破産から弁済手続き完了まで

簡単にですが、てるみくらぶでの破産報道から手続き完了までの概要をまとめました。

① 2017年3月24日 てるみくらぶ利用客に出国できないトラブルが多数発生
・この間、我が家では旅行をどうするかドタバタ
・航空券はセーフ、ホテルは代金が未払いであるが部屋は確保されてることを確認

② 2017年3月27日 てるみくらぶ破産(倒産)
・報道後、宿泊予定だったホテルへ連絡し個人で再予約

③ 2017年3月某日 旅行へ出発
・現地にてホテル代etcの追加支払いが生じるも、航空券は有効だったので旅行は成立

④ 2017年7月 日本旅行業協会より弁済業務保証金制度の案内が届き、認証申出手続きを行う
・書類の提出締切日は平成29年9月4日で、約2ヵ月程度手続き期間が設けられてた
・てるみくらぶでの旅行申し込みや、現地で追加費用が発生した場合それを証明できる物の提出が必要だった
(もしもに備え、レシートなどはしばらく保管しておくのが大事だと改めて思いました)

⑤ 2017年11月 日本旅行業協会より認証通知書が届き、振込先指定書を返送

⑥ 2017年12月22日 上記旅行代金の一部(3.5%)が振り込まれる

てるみくらぶが倒産してから、手続き、審査を経て旅費が弁済されるまで9ヵ月程度かかりました。しかも、返金されたのは被害額のうちわずか3.5%と悲しい結果です(涙)

最後に

今回このタイミングでこの報告をしたのは、「てるみくらぶ倒産(破産)事件」と似たような「はれのひ休業事件」が成人の日に起こってしまい、世間を賑わしたからに他なりません。

一生に一度という意味では、てるみくらぶの時より悪質だ!など、様々な意見が出てました。中には「何故騙されるんだろう?」とか「怪しいと思わないのかな?」といった意見もあると思いますが、人の心理として少しでも出費を抑えたいって考えがあったり、特に「はれのひ」に関しては成人式へ向けた振り袖の購入といったおめでたいことかつ、タイミングが1度しかないことから「すぐに支払いが必要です」、「人気ですのでこの時期逃すと……」といったことを言われてしまうと、ついついガードや警戒心が緩んでしまう部分はあるのではないかと思います。

実は、てるみくらぶで旅行を申し込む前に、ヤフーなどのインターネットで「てるみくらぶ」と検索すると、当時でも検索ワードの上位(検索ワードの追加ワード候補として)に「破産」といった言葉がすぐに出てきて、ちょっと嫌な感じをしてたのを今でも覚えています。

昔と違って、少し調べれば色々な情報が出てくる時代です。もちろん、その情報にはうわさも含め正否様々な情報が混じってたり「てるみくらぶ」や「はれのひ」のような粉飾決算などを見つけるのは出来ないですが、悪評などを見つけることは出来ると思います。

冒頭にも書きましたが「明日までに入金の特別価格」や「明日までに入金頂ければ安くなります」などと言ったうたい文句に気を付けることや、大きな買い物や大切なイベントへの高額出費の前は、少し時間を取って色々な情報を集めることも重要かと思います。

最後に、この記事が今後このような被害者が発生しないよう、少しでもお役に立てますと幸いです。

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